top of page

④通訳でも悩むリスニング力 取るべき対策これ3つ







リスニングの悩みはこの3つに取り組めば解消できます。

発音記号と音の一致

語彙を増やす+直読直解力

省エネ発音の攻略


上の3つができるにつれて私もリスニングができるようになりました。

英検1級を取って会議通訳になるまでわたしが何をしたか?

私の場合、手探りで探し当てましたが

最初からやると早く聞けるようになります。

今回は前半です。


 

目次 帰国して取り組んだこと(前半編)

英検1級3回目の挑戦(帰国した年)

通訳学校に通い始めたこと(7年の子育てブランク後)

通訳になったこと

  駆け出し期

  会議通訳期

まとめ

 

帰国してから取り組んだことは

英検1級3回目の挑戦(帰国した年)

通訳学校に通い始めたこと(7年の子育てブランク後)

通訳になったこと

この3つでした。


 
 

通訳学校に行きはじめた。 通い始めた頃はでも政治経済のカタイ話題や著名人のスピーチを聞き取るのはムリ。

あてられて頭まっしろ。一発で聞き取ってメモを頼りに訳すなんて全然でした。単語が聞こえているのに聞き終わると一体何の話だったのか??と言う状態でどうしたらよいかわからず途方に暮れていました。

振り返れば単語力と直読直解力が不足してました。

その頃は語彙不足、英語を聞く時間が足りないからと思ってましたが

そうではなかったことが今ならよ~くわかります。


直読直解力が足りなかったのです。

長い英語の文を最後まで読まないと意味がわからないときがありました。

昔の自分に勧めたいのは サイトラ(返り読みせず前から英語を理解できるようにする訓練)をして直読直解力を上げることです。 なまりのある英語も大変でこれまた聞き取りに苦戦していました。

あんなにアメリカで聞いたのに!


 

通訳駆け出し期


発音記号と音が正確に結びついてなかったので

聞こえる音と自分が予想する音との差に苦しんでました。

これが起こるとそこで意識がそれてリスニングの障害になったり、

「空耳」がおきて意味がわからなくなります。


通訳授業では一度で聞き取り、聞き終わったらすぐ訳出をするように言われます。(現場の緊張感を再現するために) 記者会見や大学での プレゼンテーション が教材で音を再生して生徒に通訳させるのですが、いちど聞いただけでは5割から7割位の理解度だったと思います。何回聞いてもよくわからないところももちろんあって復習してもわからない時は心おれました。


こう聞こえるはずと思った音と自分に実際聞こえる音が一致しないのです。

繰り返し繰り返ししつこく聞いていましたが聞こえないものは聞こえません。

効率が非常に悪かったです。英語コーチとしてアドバイスするなら発音のトレーニングですね。

 

会議通訳期


この頃はリスニング力も総合的に上がり準備して仕事に行けば何とかなる(めちゃくちゃ緊張はしていました)と言う気持ちでした。

そしてフォーマルな内容の通訳と普通の会話では会話のほうが難しく感じていました。堅い話は展開が論理的で推測するためのヒントも多くそれなりに形にしやすいのですが短い会話は手がかりが少ないのに省エネ発音度が高いからです。

相変わらず省エネ発音は悩みの種でした。 聞こえてないわけではないのですが今よりずっと語彙や文法力に助けられて聞いていた気がします。

会議+同時通訳期 全体の意味を捉えられる能力がつきました。サイトラの練習をして直読直解力をあげられたおかげです。

サイトらをすると大切なところを抑えて聞く聞き方のバランスもできるようになるので ついつい細かい事に気を取られるのを防ぐことができるようになります。

どんなに勉強しても知らない単語や聞こえないときは必ずあるのでそこを過度に気にしないようにするのもコミニケーション能力の1つとして大事だと思いました。モゴモゴバスターでも前置詞や疑問詞の弱化にこだわりすぎるのは方向が違うといってますよね。


 

まとめ

リスニング力をあげるなら

発音記号と音を結びつけて言えるようにする

直読直解力を上げる

省エネ発音を体系立てて学ぶ


私もこの3つをやることで

作業をしながらどんどん耳から英語をインプットできるようになりました。

英語を聞けるようになる、リスニング力が高まる確実な方法です。




閲覧数:74回0件のコメント
bottom of page