中級者のためのお悩み相談：英語を英語のまま理解できるとは？
- hokkaido25glocal
- 7月15日
- 読了時間: 4分
“英語を英語のまま理解できる”とはどんな感じか？」
それは、頭の中でイメージが浮かび、自分の中で“意味”として再構築されることです。訳すのではなく、意味を直接つかむ感覚。
自分に必要な情報として判断・行動できているかが一つのチェックポイントです。
聞いた内容を活かせている
人に自分の言葉で説明できる
この状態ができていれば、「英語を英語のまま理解できている」と言えます。
自分の言葉にできるか？
感覚がつかめないときは、日本語で考えてみるのも一つの方法です。
たとえば「伝言を頼まれたとき」、一言一句そのまま伝える人は少ないですよね？自然と自分の言葉に言い換えています。
つまり「英語を英語のまま理解する」とは、自分の言葉で意味を再構築できることだとも言えます。？
それを効率よく実現する方法：スラッシュリーディング
この“再構築する力”を育てるのが、スラッシュリーディングです。もともとは通訳トレーニングですが、中級の壁を超えるには非常に有効な方法です。
とはいえ、間違ったやり方をしてしまっている人も少なくありません。
私自身、通訳学校で教えていたとき、手順だけ真似して「線を引いて終わり」になっていた生徒たちを見たことがあります。プロでも本当にやり方を理解している人は少なく、なんとなくの知識で教えている人もいます。
ジムでPTをつけるように、英語にも“外からの視点”が必要なときがあります
私もパーソナルトレーニングを3年続けていますが、毎回「あ、やっぱりここは自分では気づけないな」と思います。
これでいいと思って続けていたフォームが実は間違っていたり、同じマシンの使い方でも、成長に合わせて新たなチェックポイントを提示されることで、 「やっぱり一緒にやると違うな」と感じる瞬間がたくさんあります。
動画や本ではわからないフォームやクセを修正してもらえることで、トレーニングの質がぐっと上がります。 汗のかき方が変わるくらい、効き方が変わるんです。
スラッシュリーディングもそれとよく似ています。
意味が取れない原因は人によってさまざま。構造の理解、文法の補足、意味処理のクセなど、バランスを整えることで、“理解できる英語”から“使える英語”へとつながっていきます。
とくに私が大切にしているのは、頭で理解していることを、感覚として身につけられるように導くこと。
私自身、過去に「手順だけ説明されて終わる」「とにかく数をこなすだけ」といった、質の悪いトレーニングを受けていた時期があります。
やってはいるけれど、効果は感じられない—— そんな“やったつもり”の感覚だけが残るようなレッスンは、本当に虚しいものでした。
だからこそ私は、ただスラッシュを引かせるだけでは終わらない、意味と感覚がちゃんとつながる指導を大切にしています。
私自身が通訳トレーニングで何度もつまずきながら、「あ、そういうことか」と腑に落ちた瞬間をたくさん経験してきました。 だからこそ、レッスンではその発見をできるだけ自然な形でシェアしたいと思っています。
こうしたプロの伴走があるからこそ、気づけることがあります。 本やAIの情報だけでは、なかなか得にくい体験かもしれません。
「スラッシュリーディング、やってるはずなのに伸びない…」
そんな状態が続いているとしたら、 本来は“中級の壁を突破するためのスキル”が、 逆に壁を厚くしてしまっているのかもしれません。「やったつもり・できてるつもり」になっていないか？
そう感じた方は、一緒に今のやり方を見直してみませんか？ 感覚のズレを修正することで、英語の理解は驚くほど軽やかになります。
英語の学び方をアップデートしたい方へ―必要なものはすでにあなたの中にあります。
「今ある英語力を、最大限に活かす」
限られた時間の中でも成果を出すには、質の高いトレーニングが欠かせません。
そのために何を、どうやってやればいいのか？プロの視点と方法をお伝えします。
🔸「努力しているのに、なかなか進んでいる実感が持てない…」
🔸「週末の話や趣味の話だけでは、物足りなくなってきた」――それは、中級から次のステージへ向かうサインです。
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